人を信用できる社会で人間らしく生きる方法
頭の良い人間にとっては人を騙すことは実に簡単なことです。僕は「あの世」を信じているので人を騙したりはしませんが、法律に触れないように人を騙すことは簡単ですし、仮に法律に触れたとしても警察に捕まらないように犯罪を犯すことはそれほど難しくありません。殺人にしても死体が出るから事件になるわけであって死体が出なければ単なる失踪です。実際には殺されている行方不明者はたぶん大勢いるでしょう。そこで僕が不思議に思うのは、どうして日本人は神や霊界を信じないで平気でいられるのかということです。神や霊界を信じない人たちが集まる社会では人を騙すことは心情的には自由です。そんな社会で人は平気で生きていけるものなのか?自分自身は自分で言うのも何ですが騙しに対して強いと思っています。社会の裏側をよく知る家庭環境で育ったと同時に何かトラブルがあっても弁護士を使わずに本人訴訟をやる能力があるからなのですが、もしこの能力が無かったら今の社会ではとても怖くて生きていけません。日本では特定の宗教を信じている人は敬遠されますが、海外では逆に信用され、神を信じない人の方こそ危険視されます(ここ20年で事情は変わっていますが)。僕はそっちの方こそ自然だと思います。 もともと日本人は「日本教」を信じていて、それが宗教の役目を果たしていました。しかし今やその日本教も消滅しつつあります。
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